犬だって痴呆になるけどね、
そこにはちゃんと心だってあるんだよ。
高齢になって痴呆が始まり、
2人がかりで抑えられてトリミングされていた結果、
もう無理って断られたそうです。
できない子を無理に続けないことは大切だけども、
限界だから無理は、悲しいよね。
抑えつけない。
無理しない。
その子のことを理解する。
そうしたら、
出来ることだってあるんだよ♡
犬の痴呆 ～回る、吠えるを受け入れること～
はじめましてのブリちゃんは、
しばらくシャンプーも爪切りも出来ていなかったそうです。
お話を伺うと、
最後にサロンに行ってから1年以上経っているそうで、
2人がかりでやっていたのですが、断られてしまったとのことでした。
ワンちゃんも人と一緒で、お年になってくると、
病気が増えたり、痴呆が始まることがあります。
今17才のブリちゃんは、
クルクルと旋回行動があり、
ジッとすることが出来なくなっていました。
どこまで出来るかな？
『もしかしたら、シャンプーは出来ないかもしれない。
様子を見ながら、出来そうなところを進めます』と、
お父さんに伝えて、
ブリちゃん、久々のグルーミングが始まりました。
ジッとしている時間は一瞬です。
だけど、膝の上に乗せて、
私もモゾモゾ動きながら、
ブリちゃんが1番落ち着く体制を探します。
そして、もう限界だなと思ったら、
自由にしてもらいます。
その繰り返しで、
最初よりも少し、ジッと出来る時間が増えてきました☺️
この子たちは、この子たちに合ったやり方があるんです。
どうしても、
若い頃といつまでも同じわけにはいきません。
人だって、一人ひとり同じではないように、
犬だって、一匹いっぴき違います。
ほんの些細なことを大切にしてあげて、
あとは自由にさせてあげる。
そうしたら、ブリちゃんシャンプーも出来ちゃいました♡
押えたらダメなんです。
目も見えなくなって、色々と敏感になっているこの子にとって、それはとっても怖いことなんです。
今回、1番敏感になっているお顔のシャンプーはしませんでした。
無理はしません。
そうしたら、
イヤイヤで、ワォーンと鳴くことも
5回くらいしかありませんでした。
これは私もビックリ！
初めてで久しぶりで、嫌な思い出になってしまっているシャンプーだから、もっと鳴いちゃうかと思ってました。
久しぶりのシャンプーをして、
サラサラになったブリちゃん✨
良かったね💖
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