まゆげという名前の、16歳の猫を飼っています。
2020年の9月、悪性の腫瘍が見つかりました。
元々ある腎臓病に加えての悪性腫瘍で、体重がどんどんと減ってきています。
ご飯は、ほとんど食べてくれません。
予後はとても厳しい状態です。
私がこれからまゆげと過ごせる限られた時間を、
どんな風に過ごして欲しいか。
飼い主として私は何を感じ、
どうしたいのか。
これから何を選んでいくのか。
この子の状態とともに、そんな事をブログに綴っていこうと思います。
読んでくださる方には、いつか必ずくるお別れや、突然なった病気など、ご自身の身にも起こりうるかもしれない事や、必ず迎えるその時に備えて、
この経験が何か少しでも役に立つことがあれば…。
そんな思いから、
ブログに【まゆげと私の記録】を残すことにしました。
![](https://eva.dog/wp-content/uploads/2020/11/7DCBFCB5-B4D8-4141-9016-2774CE09D98D-1024x768.jpeg)
始まりはカサブタ
2020年の8月の中頃、頭の横にカサブタが出来ました。
![](https://eva.dog/wp-content/uploads/2020/10/3A983F3A-62EA-46F1-96F9-1783FE7DA4A5-768x1024.jpeg)
様子を見ていたのですが、治る気配がありません。
カサブタも、普通のカサブタと違って深く、少しジュクジュクしているところもあります。
頭以外に、前肢脇にも出来ているのを発見しました。
![](https://eva.dog/wp-content/uploads/2020/10/2F042503-E0A3-44A1-808E-C229A08A6D30-768x1024.jpeg)
・・・嫌な予感がしました。
ふと頭をよぎったのは、『皮膚型リンパ腫』。
実は、動物病院で勤務していた時に、皮膚治療でシャンプーに来ていた犬で、同じようなカサブタがあり、皮膚型リンパ腫だったと判明した子がいたのです。
そういえば、最近食欲も落ちている。
きっと、何かある…
以前お手伝いに行っていた病院の先生に連絡をして、診察に行くことになりました。
8月4日診察 〜原因を探せ!〜
まゆげを連れて診察へ。
カサブタを診てもらったけども、先生も何とも言えないとのこと。
治療としては、ステロイドで様子を見てみるか、
原因を確定するなら、
麻酔下でのパンチ生検(皮膚の一部を小さく切除する)をして病理に出すのが早いと話を受けて、
早く原因をハッキリさせたかったため、
日を改めて9/8に予約を取りました。
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怒る姿が可愛い〜と写真を撮られる図(笑)
![](https://eva.dog/wp-content/uploads/2020/10/04169A18-09B2-452F-A58E-74C9A916BD8B-1024x768.jpeg)
これでもくらえ!『ねこパーンチ』(笑)
まだ処置(パンチ生検)もしてない時だったけど、
直感で感じた嫌な予感に
まゆげが20歳になるくらいまでは一緒にいたいけども、
最悪の場合は年内なのかと…
覚悟を決めて決断していくことも考えて…
と、そんなことが頭をグルグルと回ります。
もう16歳のおじいちゃん。
まゆげは私が新卒で病院へ就職した年に迎えた子です。
もうしばらくは一緒に、いたいなぁ。
この時点ではまだ何もわからないのですが、
この時すでに、病気は早いスピードで進行していたのです。
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一緒に頑張ろうね!
処置入院でわかった新たな異常
朝まゆげを病院に預けて、予定通り無事に処置を終えました。
パンチ生検で皮膚を採取した場所は、なんと7箇所!!
それとは別で、血液検査で異常値があったと報告を受けました。
大きな異常があったのはタンパク(TP)とグロブリン(GLB)という項目。
肝臓の数値も上昇していることもわかりました。
この結果から、淡白上昇の淡白分画という検査も出すことになり、ひとまずは結果待ちです。
腎臓の値も上がっていたので、
自宅でしている週に1回の皮下点滴を、週に2回にすることになりました。
結果はもうしばらくかかるけど、
今日処置をしてもらって、
良い意味で受け入れられて、
向き合える心構えが出来た気がします。
まゆげは、カサブタと縫合もしているので、しばらくはカラー生活。
毛づくろい出来ないけど、しばらく我慢してね。
カラー付けていてもご飯が食べやすくなるように、台を買ってあげなきゃ!
さっそく帰って色々と探し始めました。
この頃から、頭の中はまゆげのことでいっぱいになってきました。
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検査結果が出た!
しばらく経って出た検査結果は、過敏性皮膚炎。
食物アレルギーやストレスからくるものでした。
しかし、淡白分画検査の方で、モノクローナルガンモパチーという結果が出ました。
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これが出る場合の今考えられる病気としてあげられたのは、
リンパ腫か多発性骨髄腫。
ここから、原因を突き止めるために、更なる検査が続くのです。
コメント
まゆげくん、いっぱい抱っこしてもらって!いっぱいお話していっぱい温め合おう!温もりが薬にも安心にもなるよね。がんばれー マロン
マロン、ありがとう!
まゆげとの一瞬一瞬を大切に、ラブラブしながら過ごしてるよ♡